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​NEWS

2009/01/29

1月17日は『横浜シティ合唱団第10回定期演奏会』のオーケストラメンバーとして、メンデルスゾーンのラウダシオン、モーツアルトのハ短調ミサを演奏しました。モーツアルトのハ短調ミサは未完のものですが、今回はレヴィン版というバージョンでたくさん曲が追加されたものでした。独唱パートのソリストがたまたま同級生や先輩など同世代だったこともあり、数日間のリハーサルも和気あいあいと楽しく参加させていただきました。

ミサ曲というのはキリスト教の典礼(ミサ)に伴う声楽曲で、キリエ、グローリア、クレド、サンクトゥス、ベネディクトゥス、アニュス・デイ(ギリシア語やラテン語)などの複数の曲で構成されています。
独唱や重唱、合唱・・・と形態も次々に変わりますし、オーケストラもそれぞれ曲によって編成が異なります。なので丸々休みの曲が続いたり、逆に吹き続けのパートがあったりします・・・。
今回のプログラム後半のモーツアルト:ハ短調ミサでのフルートパートを文字で表してみると、「休み・休み・休み・休み・休み・休み・休み・休み・休み・ドソロ!・休み・休み・休み・・・」といった具合で、「ドソロ!」以外は、隣でオーボエ奏者が「ソロ・ソロ・ソロ・ソロ・休み・ソロ・ソロ・・・」と汗水垂らして頑張っていらっしゃるのを横目に、涼しい顔をして静かに座っているのみなのです。
しかしながら、この突然の「ドソロ!」があるために、5、6曲前から気持ちはソワソワし始め、あたふた、おろおろ、手に汗を握りしめ・・・(というのはちょっと大袈裟ですが)結局、あまりのんびり優雅に過ごすというものでもありませんでした(笑)

笑い話はこの辺にして、前に書きましたとおり歌詞はほとんどラテン語。どのような事を歌っているのか、フルートのソロはどんな歌詞の付いた音楽なのか、知らないままではいけないと思い、リハーサル中、訳詞を書いた紙を譜面の横に置いて、お休みの度に読んでいました。「賛美、歓喜、栄光、憐み、平和、復活」などの言葉がふんだんに使われた文面に、深くヨーロッパに根ざした文化の力強さを感じました。信仰心から生まれたクラシック作品はとても多いので、これらに目を向け、勉強していくことは避けては通れない道です。たくさん文献などを読み、またヨーロッパを訪れた際は教会に足を運ぶなどして、理解を深めていきたいと思います。

高らかに歌い上げられた声の...

2009/01/29

1月25日は、親友の岩城晶子ちゃん(ハーピスト)を中心とした室内楽のコンサートでした。
暖かい日光が降り注ぐ半地下のホールで、お客様の優しい眼差しに包まれ幸せな時間を過ごすことができました。
お越しくださった方々、スタッフのみなさま、共演者のみなさま、ありがとうございました!

この日素晴らしい演奏で会場を沸かせた岩城晶子ちゃんとは、芸大附属高校に入学したとき(正確には入学試験の時)からずっと仲良しで、もう10年来の付き合いになります。苦しいときは励ましてあい、一緒に笑いあい、ともに同じ道を志す大切な同志です。

以前、彼女がフランスのニースに留学していた時に、遊びに行ったことがあります。もう5年も前のことですが、夏の夜、ベランダからオリーブの種を飛ばしながら、空が明るくなるまで話合った内容を鮮明に覚えています。

「人生は登山だね。自分の夢や目標を頂上だとすると、山の上までの道が見えているときはまっすぐ登っていける。でも、雲や霧が出てきて頂上が見えなくなったり、どうやって進めばいいか分からなくなるときもある。雨で足場が崩れて、ちゃんと歩けなかったり、違った方向に歩いてしまうこともあるだろうね。もしかしたら苦しい登山はもうやめたくなるかもしれない・・。
でも、一番大事なのは、孤独じゃないってことだよね。たった一人で登ってるんじゃない。違う山道を歩いて孤独を感じたとしても、山の裏側からも同じように頂上を目指して登っている友達がいることを忘れないでおこうね。
途中で出くわしたら手を取り合って、励ましあって登ろう。年をとっても、決してあきらめないで、努力を続けようね。」

文章にするとなんだかクサイ台詞ですが(笑)。
先日のコンサートで彼女の繊細かつ力強い演奏を聴いていて、あの夜の記憶が鮮明に蘇ってきて、胸が熱くなりました。
彼女は今秋からイギリスへの留学を決め、力強く進み続けています。そんな姿を見ていて、私もがんばろう!と気持ちが引き締まりました!

※写真は、昨年ドイツ滞在中に毎日のように散歩していた森です。
 

2009/01/17

先日新聞を読んでいると、『心を込めた文章には、技術を超越した迫力がある』という書き出しの記事が目に留まりました。

野口英世の母が在米中の英世に宛てた手紙を例にあげてのお話でした。母セツは、幼いころに習った字を思い出し、一生懸命練習を繰り返して「おまイのしせ(出世)にわみなたまけました。わたくしもよろこんでおります。かんのんさまにねん(毎年)よこもり(夜籠り)しました。(後略)」と綴りました。たどたどしさはあるけれど、どんな達人の文章も及ばない、母親の大きくて温かい心情の伝わるものです。

たとえ技術が足りなくても、一生懸命気持ちを込めたものは心を打つ・・・。
これは、ちょっとした挨拶、会話やメール、また料理や贈り物など、人との関わりの中では何にでも言えることではないでしょうか。

私も、仕事を通じてたくさんの出会いがある中で、何事にも丁寧に心を込めて、誠心誠意向き合っていきたいと、改めて気持が引き締まりました。


※写真は、いただいたケーキ型のお花を上から撮影してみたものです♪カメラマン気どりで・・・笑

2009/01/03

明けましておめでとうございます!

今年もたくさんの縁、出会い、ふれ合いを大切にしながら、日々の命に感謝をして生きていきたい、と気持ちを新たにしています!

このホームページも日々たくさんの方々にお越しいただけるようになりました。ありがとうございます。
今後も更新が牛のようなペースになってしまうと思いますが・・・ギュ~ウと詰まった内容にできるよう頑張ります(笑)!

まだまだ未熟ではありますが、まっすぐ精進していきます!!
今年もどうぞよろしくお願いいたします!!

※写真は、今年も着物姿で。祖父母の家にて。
 

2009/01/01

12月は3週間の間に、ソロ、室内楽、オケなどで13回の本番に出演しました!

6日は「アジア・フルート連盟」の発足記念コンサートで、チェン先生(中国音楽学院教授、北京交響楽団首席奏者)、ミズさん(韓国のフルート奏者、音大講師)、富久田さん(名古屋フィル首席奏者)、小池先輩(東京都交響楽団)と一緒に、フルート5重奏の演奏をさせていただきました。有名な方々ばかりが出演されている中に私も参加させていただけて、身に余る思いでした。楽屋では久しぶりにお会いする先輩方とたくさんお話をしたり、打ち上げも盛り上がってとても楽しい一日でした♪

7・8日はリハーサル、9日・10日は渋谷オーチャードホールで行われた『小椋佳シンフォニックコンサート』で演奏しました。懐かしの名曲からセリフ付きの音楽劇、小椋さんの楽しいトークを交えてのコンサートでした!

11日と数日間のリハーサルを経て、12日は旧奏楽堂にて書き下ろし新曲初演の演奏会でした。私が加わったのは計3曲でした。日本語のオペラ仕立ての作品や、詩の朗読とのコラボレーション、変拍子でかなり複雑なものもあり大変でしたが、奥行きのある素晴らしい作品ばかりでした。
その中で、なんと私に演技の指示があるものが!役を演じながら客席を練り歩き、即興で音を出し・・・。練習の途中からは恥ずかしさも吹っ飛び、役に成りきって演じてきました!
このような経験は始めてでしたが、私はもともとミュージカルやオペラが大好きなので、自分でもかなり楽しんで演じていました(笑)

翌日13日は朝5時に起きて、青森・下北半島の北端、二枚橋小学校を訪れました。体育館で楽器を出した途端、子どもたちが目を輝かせて集まってきて、身動きができないくらいになりました!「すごい!」「すごい!」と喜んでくれる純粋な姿に、こちらのほうが心を打たれ、感動しました。
むつ市長を始め、小学校・中学校の先生や、多くの方々に大変お世話になりました。たくさんの素敵な想い出を、本当にありがとうございました!

東京に戻った翌日からは、新国立劇場にてバレエ「シンデレラ」のリハーサルが始まりました。27日まで連続して4回のリハーサルと8回の本番があり、かなりの長丁場でしたが、とても素晴らしい経験をさせていただきました。
プロコフィエフの作品には今年、「古典交響曲」「ヴァイオリンコンチェルト2番」、「ピーター...

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