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​NEWS

2009/07/30

名古屋でのコンチェルトの本番が近づいてきました!

今日から待ちに待った合奏でのリハーサルが始まります。今回は、初めてのフルートオーケストラ(様々な音域のフルートによるアンサンブル)との共演、しらかわホールの美しい響き、名古屋の方々との出会いを心から楽しみにしながら、練習を重ねてきました。

モーツアルトのオペラのようなワクワクウキウキした世界を、会場のお客様にたくさんお届けできるよう、精一杯頑張ってきます!

そしてその後は山梨へ移動して、早稲田大学交響楽団フルートパートの合宿へ参加します。
自然に囲まれた素晴らしい環境でのフルート漬けの日々を、目一杯楽しんできたいと思います。

それでは、元気に行ってきます!!

※写真は、先日撮影していただいた新しいプロフィール写真(の中の一枚)です♪
 

2009/07/28

東京芸大佐野靖教授のプロデュースコンサート(in高知)に先駆けて、高知工科大で少しの時間、レクチャーをさせていただくことになりました。

私はかねてから研究している作曲家イサン・ユンの人生、彼が貫いた信念についてお話をし、最後にその作品を演奏する予定です。

その資料作りのため、ここ数日、イサン・ユンの著書や彼についての文献、楽譜を読み返しています。読めば読むほど、「アジア人としての誇りと信念」、「研ぎ澄まされた高い精神性」などの強いエネルギーをドンドン感じ、ますます圧倒され、魅せられています。

また、それに伴い、昨年提出した論文(平成19年度修士論文「イサン・ユンの音楽~フルート作品にみる主要音技法の特性とその演奏法~」)を練り直す作業をし始めています。

論文に関しては、新たに発表する場が決まっている訳ではありませんが、書き上げてからこれまでの1年半の間に文献を読んで得た知識や、新たに学び変わってきた考え方などを反映させておきたいなと、少しずつの手直しを始めたところです。

ソクラテスの言葉「無知の知」に通じることですが、私にとって、一人の作曲家、イサン・ユンについて掘り下げ知識を深めていくことは、その他の作曲家についての自分の無知を知ることであり、音楽に向き合い続ける大きな力になっているように思います。

まずは高知工科大での講義。一人でも多くの学生さんに何かを感じとってもらえるような時間にしたいと思っています。


 

2009/07/27

今日は武蔵野音楽大学でマクサンス・ラリュー先生の公開レッスンを聴講してきました。

私がフルートを始めて間もない頃、図書館で見つけたCDが、ラリュー先生との出会いです。「こ、こんなに綺麗な音が存在するの!!?」とスピーカーの前で茫然とし、たちまち大ファンになってしまいました。

澄み切った青空のような、明るくて爽やかで艶やかな音。そして自由気ままでオシャレな音楽。目からウロコ、ならぬ耳からウロコ状態で、何度も何度も図書館に通いました。

大学3年生の夏休みに、「あのCDの音の真相を確かめたい!」と思い立ち、一人でフランス行きの飛行機に飛び乗りました。

ただただ「あの音を聴きたい!」の一心で突き進んだ私を迎えてくれたのが「ボンジュール、ヨシ~♪(仏語だとYoshieと書くと「ヨシ」になってしまいます)」というラリュー先生の明るい笑顔と、これまで聴いたことのない最高に艶やかな音色でした。艶やかさだけでなく、CDの何倍も立体的で生命力みなぎる音色に、心底シビレてしまったのは言うまでもありません。


今日も、以前と変わらないラリュー先生の素晴らしい音色を聴くことができました。先生が音を出すと、ホール中が幸せで満たされる感覚、あれはいったいどういう仕組みなのでしょう?! まるで、キラキラと輝く魔法の粉が天から降ってくるようです。

レッスンでは、「息の使い方に注意を払っていると、自然と音楽自体が活きてきます」という言葉がとても印象に残りました。フルートの場合、音色も音楽の流れも全ては呼吸でできています。呼吸の重要性をラリュー先生がお話されることは「やっぱりな!」というくらい納得のことでしたが、私も、自分のことを見直すいい機会になりました。

聞けば、もう75歳になられたそうです!でもまだまだ現役で世界中を飛び回り、演奏活動や指導をなさっていて、本当にパワフルな方です。そんなお姿からも、明るいお人柄からも、たくさんの元気をいただいてホクホクした気持ちで帰路に着きました。

※夕方、武蔵野音大付近でふと何かを感じて後ろを振り返ったら、背後に大きな虹が出ていました♪


 

2009/07/24

先週末に「フィガロの結婚」の千秋楽を無事迎えてから、目が回るような慌ただしい日々を送っています。

まず、生徒さんたちのレッスンが立て続けに入っているため、熱血先生に変身して一生懸命アドバイスしています。
ついつい熱が入って、気がついたら生徒さんの横で踊っている時がよくありますが(笑)生徒さんと一緒に真剣に音楽に向き合いながらより良い方向を目指していく時間は、私にとって何にも代えられない大切なものです。

一昨日は、ほぼ丸一日をかけて新しいプロフィール写真を撮影していただきました。超一流の有名カメラマンの三浦興一さん、CMや映画などで大活躍をされているメイクの橋本申二さんという最強メンバーのお二人が、私の様々な面を引き出してくださり、始終感動の嵐でした。
どの世界も奥が深いもので、追及心と妥協を許さないエネルギーというものは、ものすごく強い力を持っているものなんだと改めて感じました。今回、お二人のプロフェッショナルな精神に触れて、音楽にも通じる大切なものをたくさん学ばせていただいた気がします。

そして昨日は青山の会場で、仲良しのメゾソプラノ歌手、佐藤寛子さんと一緒に演奏をしました。「元気むつ応援隊の決起会」での演奏です。昨年、青森県むつ市を訪れてコンサート、ワークショップ、レッスン等をさせていただいたことがきっかけでできたむつ市のみなさまとのご縁が、この会への参加に結びつきました。
パーティーでは、むつ市長を始めたくさんの方々におもてなしをいただき、あっという間に時間が過ぎてしまいました。関係者のみなさま、素敵な時間をありがとうございました!

さて、これからは移動が続きます。月末に名古屋入りしてモーツアルトのコンチェルトを演奏し、そのまま山梨へ移動し早稲田大学交響楽団フルートパート合宿に指導参加します。その後、徳島へ飛んでコンサート、高知の大学でミニ講義とコンサート、そのまま里帰りをして、8月の中旬に東京に戻ってきます!

またたくさんの方々に演奏を聴いていただけることを楽しみに、しっかり頑張ります♪

※写真は、むつ市応援会での演奏後、楽屋にて。共演者の佐藤寛子さんが撮ってくれました。
 

2009/07/22

すでにスケジュール欄に掲載をしていますが、「上野由恵フルート音楽日誌vol.2」の開催が決定しました!

「フルート音楽日誌」と題したこのコンサートは、私自身のトークで曲の解説やイメージをお伝えしながら演奏をすることで、お客様によりわかりやすく音楽に触れて楽しんでいただくことを目的としたものです。

昨年5月に東京文化会館で行ったvol.1に続き、今回は歴史的建築物である国立科学博物館にて開催します。
上野中央通り商店街、上野のれん会の方々が賛同と大きな協力をしてくださっているおかげで、「コンサートを含め、一日を通して上野地域を楽しめる新スタイルのコンサート」が実現しようとしています。

上野地域は、私自身、高校&大学&大学院と昨年度まで10年間通った場所であり、2004年の優勝以来ずっと育て続けてくださっている「東京音楽コンクール」の開催地ということもあり、特に強い思い入れのある地域です。

そして周知の通り、上野は美術館や博物館を始めとする文化財や歴史的建築物がたくさんある他、山を下りれば老舗のお食事処、甘味処や様々な商店も含め、多くが揃った素晴らしい街です。

「この素晴らしい上野地区を丸ごと楽しめるコンサートを!」という私の案に多くの方々が協力をしてくださり、今回のvol.2開催の運びとなりました。「聴いて、観て、食べて・・・」の1日を通常より安価で楽しく過ごしていただけるよう、準備を進めています。

コンサートは、心強い弦楽器奏者の友人達を共演者に迎え、聴き馴染みのある曲や私の編曲作品も交えた幅広いプログラムを組みました。みなさまに、心に響く演奏をお届けしたいと意気込んでいます♪ぜひぜひお越しくださいね!!

チケット発売の詳細等は、また後日お知らせいたします(8月中旬発売開始予定)。

※今回、チラシの裏面にイラストを描いています♪写真はその一部、食事をしている自画像?です。
 

2009/07/16

先月からリハーサルが続いた「フィガロの結婚」も、とうとう本番2回を残すのみとなりました。

大好きなこの作品に長く触れながら、試行錯誤をして勉強できたことは、今後の大きな糧になると思っています。

これまで試したことのなかった方法で音を響かせたりしているうちに、「余計なものをそぎ落としていくと本質が見えてくるとはこういうことか!」と感じた瞬間が何度かありました。
自分の中に新たに引き出しが増えていく感覚。これは、勉強していくなかの大きな喜びです。

それもこれも、モーツアルトの素晴らしい曲だからこそ感じられたことばかり。

今回このタイミングでこの作品に参加する機会を与えていただいたことに感謝し、幸せを味わいながら、明日と明後日の本番を頑張ってきます!

※オペラの序曲が始まるときの、ホール中に広がる期待と興奮、ドキドキワクワクの高揚感と緊張感・・・この独特の空気が、私はたまらなく大好きです!!
写真はそんな開演前、ピット内から舞台を撮影しました。(注・リハーサル日です。)

 

2009/07/04

モーツアルトなどの古典派やそれ以前の協奏曲には、「カデンツァ」と呼ばれる即興部分がつくことがあります。

当時は奏者が自分の腕前や個性を発揮する場として即興で自由に演奏していたこのカデンツァ。

モーツアルトの作品には彼のカデンツァが残っているものもありますが、ないものに関しては、ベートーヴェンをはじめ、多くの作曲家や演奏家が作っています。

フルート協奏曲の場合も、モーツアルトはカデンツァを残さなかったので、その後、多くの人たちにより作曲されたものが世の中に溢れています。

私も以前は出版されたものから選んで演奏していましたが、何度か演奏しているうちに、「本来の趣旨を生かしたい」という気持ちが強くなってきました。
「時間をかけてでも自分自身のものを作ろう!」と思い立ち、取り組み始めたのは半年前。しかし、簡単にはできるはずもなく、何度も何度も書き直しを重ねてきました。

…そして、やっと今日、どうにか完成させることができました!!!

「作品の様式感から逸脱することなく、自分自身の歌心やテクニックを存分に発揮できるものを作る」となると、なかなか難しいものです。特に、和声進行などにはハッキリした決まり事があり、それに沿って作曲するのに苦労しました。モーツアルトが残したピアノ協奏曲のカデンツァを読み解いていくことも、とても勉強になりました。

今回作ったものは、まず8月1日に名古屋で演奏いたします。大きなホールでの協奏曲、そして自作カデンツァ披露が、今から楽しみです♪

今後もたくさん勉強や経験を重ねて、さらにいいものを追及していきたいと思っています!

※写真は、かわいいかわいい第一号です。
 

2009/07/02

『フィガロの結婚』のリハーサルが続いています。

これまでのリハーサルは横浜のBankartや赤レンガ倉庫などで行われていましたが、今後本番までは横浜みなとみらい大ホールで行われます。
素晴らしいホールの響きの中で、大好きなモーツアルトの傑作を毎日のように演奏することができて…、本当に幸せな期間です!

さて、ここ数日はリハーサルと並行して、今後の活動についての様々な打ち合わせに出かけています。

私が以前から練っていた企画がだんだんと形になって動きはじめています。また、楽しい企画案をいただき動き出した計画もあります。そのどれもが、たくさんの方々が賛同、協力、応援してくださるおかげでできることばかりです。日々、感謝の気持ちでいっぱいです。

それぞれの詳細が決まり次第、またこの場でお知らせいたします♪
より良いものを、たくさんの方々にお届けできるように、今後もますます頑張ってまいります!!

※リハーサルの休憩時間はステージ裏でワイワイと。写真は、自分のカップに必ず描く自画像?です。

 

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