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オーケストラ

2009/06/09

 

昨日の演奏会も、ほぼ満席の大ホール、緊張の中の本番でしたが精一杯の演奏をすることができました。

オーケストラのみなさまがとても親切に温かく接してくださるおかげで、いつもあっという間に本番が終わってしまう・・・という感覚を味わっています。まだまだ1st.を吹いた経験は浅いので、手探り状態で一生懸命!!といった感じですが、毎回本当に多くのことを学ばせていただいています。

規模の大きなオーケストラの曲を勉強するとき、「他のパートはどのような動きをしているのか、全体の和声進行はどうなっているか、自分の今の役割は?、どんな音が必要なのか、どのくらいの音量で吹くか」など、準備の段階から考えることは限りなく多いです。

そして、曲が求めているものがわかったとしても、今度は「舞台で自分が吹いている感覚」と「客席で聴こえているもの」のズレを瞬時に減らしていくことはとても難しく、自分の未熟さを痛感することもしばしば…(涙)。

これに関しては、オーケストラ奏者として長年活躍されている先生方に質問しても、「まだ正解はわからない、何年やっても、ずっと試行錯誤してるよ」とおっしゃいますので、本当に難しい問題なのかもしれません。

かなり吹いているつもりでも音色が柔らかすぎるとボヤケて小さく聴こえたり、音質が多少荒くてもその雑音が響きとなって遠くに飛ぶ場合もありますし、弱くても輪郭がはっきりしていれば遠くでも明確に聴こえる場合も…。

フルートの場合は顎に当てて吹くため、頭がい骨の震動が直接鼓膜へ伝わる「骨伝導」の作用で、自分には純音が多く聴こえていることも注意しなければいけません。
恩師の金昌国先生にも、「自分が気持ちのいい音は危ないぞ!」とよく言われてきました。

う~ん、自分の感覚はあまりあてにならない…となると、客席で自分の音を聴けたらどんなにいいだろう…といつも思います。…が、それは無理です(笑)

しかし流石はドラえもんの21世紀。最近では手軽に高音質で録音できる機械がたくさん開発され、以前よりは、より生に近い音質で録音再生をすることができるようになりました。私の使っているEDIROLという機械も、小ぶりながらとてもいい働きをしてくれます。

この正直な録音機に真実を教えてもらいながら、全体を客観的に見つめ、自分にとって一番厳しい先生に変貌して(笑)これからもしっかり復習、勉強を繰り返して前進していきたいと思っています。

さて、明後日からは13日収録の『NHK-BSクラシック倶楽部』のリハーサルが始まります。こちらも1st.での参加。放送日が決まればまたこの場でお知らせいたします!

※写真は、私が曲を勉強&復習するときの「三種の神器」ならぬ四種(録音機、スコア、カラフル付箋、筆記用具)です♪
 

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