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モーツアルト

2009/06/24

 

一日中モーツアルト漬けの、幸せな時間を過ごしています!

オーケストラのみのリハーサルは、横浜のBankartという歴史ある建物の中で行われています。
普段はスタジオやホールの大練習室などでリハーサルをすることがほとんどなので、今回はなんだかヨーロッパにいるような錯覚を覚えながら、新鮮な響きを楽しんで吹いています。

今回『フィガロの結婚』に参加するにあたり、DVDとLDに収録された舞台を3つ見ました。どの演出もとても楽しくて見入ってしまいましたが、やはり心奪われたのはモーツアルトの軽やかで自然な音楽の数々です。
階級社会における貴族を批判する風刺の効いた内容でありながら、どの登場人物からも愛らしいキャラクター性が滲み出てくるのは、モーツアルトの音楽の力のほかありません。

先日、この素晴らしい音楽を紐解く手助けになるかなと、以前から興味のあった『モーツアルトの手紙』という本(モーツアルトが父や家族に宛てた手紙の全てを訳したもの)を読んでみました。

う~ん、それにしても、自分が書いた個人的な内容の手紙が出版されて世界中の人に読まれるなんて、なんとも気の毒な話です(笑)。でも本当に興味深い文章ばかり。あっという間に読み終えてしまいました。

どの文章からも溢れ出てくる愛情深さ、信仰の深さ。また遊び心や無邪気な人柄、それにちょっといい加減なところも垣間見れて、人間としての魅力がどんどん伝わってきます。

偉才ぶりを伝える逸話はたくさんあり、その印象で天才や神童として語られることの多いモーツアルトですが、この本を読むと、人間らしいところが際立って、さらにモーツアルトが好きになること間違いなしです!

ありがたいことに、今後モーツアルトのコンチェルトを吹くことが4回も決まっていますし、『フィガロの結婚』の本番までじっくり勉強するリハーサル時間がありますので、これを機にもっともっとモーツアルトに近づいていきたいと思います!!

※写真は、リハーサル会場の様子です。

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