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イサン・ユンの講義

2009/07/28

 

東京芸大佐野靖教授のプロデュースコンサート(in高知)に先駆けて、高知工科大で少しの時間、レクチャーをさせていただくことになりました。

私はかねてから研究している作曲家イサン・ユンの人生、彼が貫いた信念についてお話をし、最後にその作品を演奏する予定です。

その資料作りのため、ここ数日、イサン・ユンの著書や彼についての文献、楽譜を読み返しています。読めば読むほど、「アジア人としての誇りと信念」、「研ぎ澄まされた高い精神性」などの強いエネルギーをドンドン感じ、ますます圧倒され、魅せられています。

また、それに伴い、昨年提出した論文(平成19年度修士論文「イサン・ユンの音楽~フルート作品にみる主要音技法の特性とその演奏法~」)を練り直す作業をし始めています。

論文に関しては、新たに発表する場が決まっている訳ではありませんが、書き上げてからこれまでの1年半の間に文献を読んで得た知識や、新たに学び変わってきた考え方などを反映させておきたいなと、少しずつの手直しを始めたところです。

ソクラテスの言葉「無知の知」に通じることですが、私にとって、一人の作曲家、イサン・ユンについて掘り下げ知識を深めていくことは、その他の作曲家についての自分の無知を知ることであり、音楽に向き合い続ける大きな力になっているように思います。

まずは高知工科大での講義。一人でも多くの学生さんに何かを感じとってもらえるような時間にしたいと思っています。


 

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