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オペラ

2009/10/01

 

一昨日は地上32階で演奏をしていましたが、昨日は地下2階(オーケストラピット内)で吹いていたので、この差約140メートル。
天上のフルートも良いですが、暗い地下ピット内で譜面灯を灯しての演奏も、実はかなり好きです(笑)。

そんなわけで、「ドン・ジョヴァンニ」の公演も、昨日をもって無事に終了しました。

私個人としては、本番二度目ということもあり、前回よりも全体を見渡しながら、より冷静に、さらにちょっぴり大胆に、楽しく演奏できたように思います。


オペラアリアの中のフルートで頻繁に使われる大きな役割として、歌手との「ユニゾン」(同じ旋律を重なって吹くこと)と「掛け合い」が挙げられます。

オーケストラ全体の和声を感じながら、それに乗って、旋律を歌手と共に歌っていくこと。
たとえどんなにシンプルな旋律でも、これが、本当に勉強になります。

重心のかけ方、抜き方、ヴィブラートの種類、音の響かせ方や飛ばし方、音の切り方などなど…。
真似をしてニュアンスを合わせていくことで、「なるほど!!そうやって表現するのか!」と密かに心の雄叫びをあげつつ、本当にたくさんのことを学ばせていただいていることを実感しています。

今回のオペラでもそういった素晴らしい経験と勉強をさせていただけたことが、何よりの幸せです。

そして、どこまでも自然で美しい珠玉のアリアの数々に触れながら、「モーツアルトが後世の人類にいかに大きな希望を残していったか…」ということにも、改めて想いを馳せる夜となりました。

※写真は、ピット内から舞台を見上げて。(もちろん、本番中ではありません!念のため…。)

 

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