© Yoshie Ueno  all rights reseived

NEWS

岐阜での ジョイントリサイタル

2010/01/31

 

「29日昼過ぎ、東海道新幹線がトラブルのため運転見合わせ、復旧には時間がかかる見込み」というニュースがラジオから流れました。
徳島から一旦帰宅し、スーツケースに衣装を詰めなおしながら何気なくそのニュースを耳にした私でしたが、「ん??? 東海道? え、えええーーー!!!?」ちょうどこれからその新幹線にて岐阜へ向かうという時でした。

「どうしてもその日中に岐阜に着いていなくては明日のコンサートに間に合わない(涙)」と、高速バスやら飛行機やらを調べるも、全て満席…。 途方に暮れていたところ、ありがたいことに、一緒に出演のヴァイオリン長尾春花さんのお母様が「車を出しましょう」とおっしゃってくださって、便乗させていただくことに。ピアノの入江一雄さんを含めた出演者全員で、急遽、ドライブの旅となりました。

長尾春花さん、入江一雄さん、私も、みんな「芸高」「芸大」の出身(長尾さんは大学在学、入江さんは大学院在学)ということもあり、話が尽きず、車内は和気あいあいと大盛り上がり。そんな最中もずっと安全運転で走ってくださった春花さんのお母様のおかげで、深夜、無事に岐阜のホテルに到着することができました。

コンサートの会場は、素晴らしい響きで名高いサラマンカホール。フルートの演奏に最適な残響と、木の落ち着いたぬくもり溢れる舞台で、とても集中して演奏することができました。

今回初挑戦となったシューベルトの「アルペジオーネソナタ」は、私の大好きな曲で、いつか演奏したいと思い続けていたものでした。自分で編曲を施しながら試行錯誤を重ねて本番を迎えたので、演奏を終えた喜びもひとしおです。 また、この日は、パガニーニ「カプリスより24番」イサンユン「エチュードより5番」シューベルト「アルペジオーネソナタ(全楽章)」を続けて演奏するというハードプログラムでしたので、リハーサルも含め、4時間をかけて全力でマラソンを走りきったような爽快感に包まれています。

そして、復路もまたドライブで楽しく帰宅。往復12時間という大移動になりましたが、素敵な想い出がたくさん詰まった旅となりました。

コンサートにお越しくださった名古屋地域(東京、静岡、京都からもいらしてくださいました)のみなさま、池田音楽企画の池田さま、ホールの関係者の方々、甘く艶やかな音色で巧みなアンサンブルをしてくださったピアノの入江一雄さま、いつもチャーミングな笑顔で場を明るくしてくれ、ヴァイオリンを持つと気迫溢れる演奏で会場を魅了される長尾春花さん、そして長時間の運転を買って出てくださった春花さんのお母様、本当にありがとうございました。

※終演後、サラマンカホールの舞台上にて。

Please reload

アーカイブ
Please reload