© Yoshie Ueno  all rights reseived

NEWS

シンフォニー

2010/02/12

 

先週から2つの演奏会のリハーサルが休みなく交互に続きましたが、昨日の本番でオーケストラ参加は一段落で、今朝からはまたソロ曲の譜面と格闘しています。

さて、2月9日のNHK-FMシンフォニーコンサートでは、モーツアルトの40番のシンフォニーに初参加しました。この曲はモーツアルト後期(ウィーン時代)の名曲で、有名な冒頭のテーマをご存じの方も多いと思います。

後期のオペラ(ドンジョバンニ、魔笛など)のフルートの使われ方を見ても、モーツアルトがフルートを嫌っていたとは到底思えないものばかりですが、このシンフォニーもしかり。弦楽器との掛け合いや、ファゴットやクラリネットとの美しい絡みなど、フルート奏者冥利につきるような箇所がたくさん出てきます。

また、オペラではメロディーをまとめて担当することが多いのに対して、このシンフォニーは弦楽器のメロディーに管楽器が飾りだてしていくという作りです。
「ソロ」や「大切な音」がかなり断片的に出てくるため、全体の流れを完全に把握していないことには、チグハグ状態になってしまうのが一番の難しいポイントだと感じています。

それを解決するには、とにかくオーケストラ全てのパートを頭に入れること。荒行ではありますが、「全パート完全暗譜」のノルマを課して勉強しました。(勉強と言っても、スコアを延々と眺めるのは私の趣味ですが(笑)。)

その甲斐あってか、本番は音楽の流れに没頭して臨むことができました。また、全体としてもとても盛り上がったものになって、また一つ素晴らしい経験を積ませていただくことができました。

そして、コンチェルトで来られていたフルートの工藤重典さんとは音楽作りに際してたくさんのお話をさせていただき、その素晴らしい演奏を特等席(オーケストラの中、つまり真後ろ)で聴くこともできて、様々な面で学ぶことの多い一日となりました。

※空気の澄んだ冬の空。この凛とした空気が大好きです。

Please reload

アーカイブ
Please reload