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三谷幸喜さんエッセイ

2010/06/24

 

電車の中などで本を読むとき、その内容には多少の注意を払います。

伏し目がちに涙をこぼす仕草は絵になってステキかもしれませんが、次々に込み上げる笑いを押し殺して「ぐふふふふ」と一人で肩を揺らしている姿は、周りの方々を後ずさりさせること間違いナシなので(涙)。

「振り返れば奴がいる」「古畑任三郎」「オケピ!」や、数々のコメディを世に出して人気高い脚本家の三谷幸喜さんのエッセイ。この本は、そうした意味で、間違いなく電車では読めない部類のものです(笑)。

先日、親友の岩城晶子さんに薦められて読み始めましたが、楽しく軽快な文章のテンポ感に乗せられて、あっという間に読み終えてしまいました。

三谷さんの文章、とにかくおもしろい!内容は日々の出来事を描き綴ったエッセイですが、登場人物のキャラクター(もちろん実在の、ご本人やご家族、俳優さん、ペットなど)がそれぞれ本当に生き生きと描かれています。(私はペットについて描かれている回が特にお気に入りです。)

まるでドラマの世界を観ているような、個性豊かで、愛らしく、魅力いっぱいの人物描写は、脚本家さんならではのお仕事といったところなのでしょうか。

ひとしきり笑いながら読んだあと、その愛情豊かな「観察眼」と「文章表現」の素晴らしさに、「すごいなぁ…」という感動を覚えています。

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