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荻窪音楽祭 終了!

2009/11/24

 


21日杉並公会堂、22日ギャラリー遊美、両日とも満席のお客様に見守られながら、楽しく集中して演奏することができました。お越しいただき、あたたかく聴いてくださったみなさま、ありがとうございました!!

チェンバロとのコンサート、そして全曲バロックというのは、今回が私にとって初めての経験でした。

実はこれまでバロック音楽に向き合う(演奏する)時の精神状態について、なかなかいい状態を見つけられずにいたため、一つのコンサートとして楽しんでいただけるものを完成させるにはどうすればいいか、かなり模索をしました。

悶々としながら「どのように演奏するべきか」ということをずっと考えていたのですが、ピンときたのは、他愛もない会話の中で友人の圓井晶子さんが口にした、「何かが完成していく(作っていく)その『過程』を見せることの必要性」という言葉でした。

そうか!家づくりに例えれば「土台を築き」、「柱を立て」、「屋根を組み」、「壁を作って」…という一連の様を、みなさまに順にお見せしながら完成形(全体)までの過程を披露するという感覚は、音がどんどんと積み重なっていくバロック音楽を吹くときの精神状態にぴったりかもしれない!そう思いました。

そんなわけで、今回は、音楽が始まってから最後の大きなカデンツ(終止形)へ向かっていく過程で起こる、様々な変化や発展などを、丁寧にひとつづつ積み重ねていく気持ちで演奏をしてみました。

そうやって演奏していくと、曲の最後のカデンツの緊張が解けたときの感動が以前よりもとっても大きく、「あーーーやっと辿り着いたぁーー!」という達成感とともに曲を吹き終えて、なんとも気持ちのいいこと!感覚的なことなのでうまく文章にするのは難しいですが、今回のコンサートのおかげで一つ成長できた気がして、とても嬉しい私です。

また、今回初共演となったチェンバロ奏者の渡邊温子さんにもたくさんのことを教えていただき、本当に勉強になることだらけの数日間でした!

最後になりましたが、何から何までお世話になった中村義政さま(このHPではおなじみボックリ博士さま)、荻窪音楽祭事務局長の西江行雄さま、荻窪法人会のみなさま、盲導犬協会のみなさま、ギャラリー遊美の青木晋一さま、そしてあたたかく見守ってくださった会場のみなさまに、心から感謝申し上げます。

※写真撮影:ボックリ博士さま
 

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