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執筆者の写真Yoshie Ueno

均等なビブラート



シンプルな曲で練習を

ビブラートを均等にかけるために「ロングトーンでメトロノームを鳴らしながら練習しなさい」と言われたことがある方も多いと思います。きっと質問者さんもこの練習はされたことがあるのではないでしょうか。


ただ、私の経験上、ロングトーンではできるのに曲になるとうまくかけられないという場合がよくあります。なぜなら、ロングトーンと曲を吹くときで息の使い方が違ってしまっているからです。


そのようなときは少し工夫をして、とてもシンプルで親しみのある曲でビブラートを練習してみるのがおススメです。(例「うぅさぁぎぃおぉぉぉいし~」←童謡のような、体に入っている曲が良いです)


譜面があるときは、以下のように音符の上に数を具体的に書き込んで吹いてみます。


1) ゆったりしたビブラート

2) 細かいビブラート

上に書き込んだ数を揺らしながら、しっかりフレーズ感を持って吹いてみましょう。

知っているメロディーだと、自然に息が流れやすく、音楽を進めながらビブラートをかける感覚をつかみやすくなるはずです。


自然なビブラートを目指す

ただ、均等なビブラートは最終的な目標ではないことを覚えておいてください。自然な音楽をするには、様々な深さやスピードのビブラートを使い分けていく必要があります。


歌手や弦楽器奏者のビブラートを聞いて、どのようにかければ自然に聞こえるかを考えてみてくださいね。

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